町民フェアにて「秋名バラ部門」入賞しました

昨日は龍郷町のりゅうゆう館にて「町民フェア」が行われ、当工房の織り工さんが入賞しました。
受賞したのは古典柄の秋名バラ部門。
ベテランの織り工さんが敬遠する難しい柄ですが綺麗に織ってくれています。


「秋名バラ」は龍郷柄と並んで大島紬を代表する柄です。
通常は細かい柄が多いですが、大胆に大きく設計を書き直して製作しました。
裄の長い女性や男性でもお召しいただけるよう、広幅で織り上げてます。仕立てのイメージは以下のようになります。

この織り工さんは本土からIターンで奄美に来て、昨年から当工房ではた織りをはじめました。
もともと裁縫など細かい作業が好きな方で織りを覚えるのも人一倍早いです。
1反を織り上げる時間はまだまだベテランの織り工さんにはかないませんが、少しずつ成長していってほしいです。

旭日大綬章を受賞された元国会議員の安岡興治先生もこの町民フェアに立ち寄ってくださり、講演する泉二さんや龍郷町長はじめ重鎮たちと写真を撮らせていただきました。
やがて80歳になるとは思えないほどしっかりされていてピースがとてもチャーミング!

関連記事

  1. 桑の葉ものびのびと

  2. 【催しのご案内】奄美の黄金繭で織る

  3. 紬組合で入校式が行われました

  4. きものサローネ2021出展いたします

  5. マスクの大量ご注文いただきました

  6. 【入荷のお知らせ】大島紬のかわいい小物たち

PAGE TOP